Urologic
Disease

過活動膀胱
過活動膀胱(OAB)は、突然強い尿意を感じたり、頻繁に排尿したくなる症状が特徴の状態です。主な症状には、急な尿意(尿意切迫感)、頻尿、夜間頻尿、時には尿漏れが含まれます。これらは生活の質に大きく影響を与えることがあり、特に外出や睡眠に支障をきたすことがあります。過活動膀胱の原因は、加齢、神経系の異常、膀胱の過敏な収縮などが関与しており、診断には問診や検査が行われます。治療は、薬物療法や膀胱訓練、生活習慣の改善を組み合わせることで症状を緩和します。
腹圧性尿失禁
腹圧性尿失禁は、咳、くしゃみ、笑う、重い物を持ち上げるなど、お腹に力がかかる際に尿が漏れてしまう状態です。特に女性に多く見られ、妊娠や出産、加齢、肥満などが原因となることが一般的です。骨盤底筋の弱まりや、尿道周囲の支持組織のゆるみが主な要因です。症状が軽い場合は、骨盤底筋トレーニング(ケーゲル体操)で改善が期待できますが、重度の場合は手術が必要になることもあります。
夜尿症
小児の夜尿症は、5歳以上の子どもが就寝中に無意識におねしょをしてしまう状態を指します。通常、年齢とともに排尿のコントロールができるようになりますが、夜尿症はその発達が遅れている場合に見られます。原因は、膀胱の発達の遅れ、ホルモン分泌の不足、睡眠の深さやストレスなどが関与します。多くの場合、成長とともに自然に改善しますが、症状が続く場合は薬物療法や生活習慣の見直しが有効です。夜尿症は珍しいことではなく、親子で心配しすぎないことが大切です。気になる場合は、専門医に相談してください。
停留精巣
小児の停留精巣は、生後間もなく精巣が陰嚢内に正常に下降せず、腹部や鼠径部に留まる状態を指します。通常、精巣は出生前に腹部から陰嚢へ下降しますが、停留精巣ではこの過程が行われません。この状態は片側または両側に起こることがあり、放置すると将来的に不妊症や精巣腫瘍のリスクが高まる可能性があります。自然に治ることも多いですが、治らない場合は外科的治療(精巣固定術)が推奨されます。
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